プロレスと言えば昭和のイメージがある中
プロレスが流行っていた時期というのは、昭和というイメージがすごくあります。
レスラーでいえば馬場、猪木、蝶野、武藤、橋本、三沢、団体名でいえば新日、全日、NOAH、大阪プロレスやみちのくプロレスなどなど、あまりプロレスを知らない自分でも、いくつかの名前というのはパッと出てきます。
どうしても男性のファンが多いというイメージが強いのがプロレスですが、数年前のビジネス系の記事で、女性のファンが増えている団体があるというものがありました。その中で紹介されたのがDDTという団体です。
エンターテイメント性を追求するDDT
プロレスの団体というのは基本的には知名度のある選手が立ち上げることが多いですが、DDTに関しては無名のレスラー3人で立ち上げた団体の為、ここまで大きくなったのにはエンターテイメント性の高さがあるでしょう。
曲が流れ始めると真剣勝負の中でも踊りださないといけないといった特殊なルールの試合や、アイドルとのコラボレーションなども面白いですが、DDTの知名度を上げたのは様々な場所で試合を行う路上プロレスでしょう。
様々な場所がリングとなる「路上プロレス」
キャンプ場や海、工場、挙句の果てには本屋まで、およそプロレスとは結び付かないような所で試合を行い、エンターテイメントとしてのプロレスの魅力を伝え、それが女性ファンを取り込む形となったようです。
最近では「ぶらり路上プロレス」が凄すぎると話題になっています。
レスラーを連れての街ブラかと思いきや、悪役レスラーに商店街のど真ん中で襲われて、そこで試合が始まってしまうという、楽しい番組です。
発想と柔軟性がプロレスを面白くする
DDTは様々な場所でプロレスをやっていますが、場所だけではなく楽しませようという発想が素晴らしいです。
商店街プロレスでは、ヤカンやビニール傘などお店で売っているものを購入して凶器として使えるルールを作ったりと、場所を最大限に生かして、お客さんに楽しんでもらおうというホスピタリティーがあります。
だからこそ、ファンが付き様々な所で話題になるのだといえるでしょう。
最近、プロレスから遠ざかっている方も、興味があるけれどきっかけがなかった方も、一度「ぶらり路上プロレス」を見てみるのはいかがでしょうか?