エンディングノートってなんだろうか?
amazarashiの「エンディングテーマ」のMVは、斬新で未来的なリアルタイム・フェイスマッピングの技術を使った演出と、人間的なエンディングノートを書く演出との二つで構成されていて、心を打つものがあった。
時にはスラスラと、時には悩みながらエンディングノートを書いていく人たち。MVの中では涙を流しているのか、苦悩しているかのような様子が一瞬映し出されて、近未来的な雰囲気の中にも常に人間らしさが強く浮き出るのはamazarashiの音楽とMVの特徴かも知れませんね。
そんな「エンディングテーマ」のMVに出てきているエンディングノートとはなんだろうか?
何のために書くのだろうか?ちょっと気になったので調べてみました。
そもそも法的な拘束力が全く無い自由なものです
遺言状みたいに、法的な効力があるものでも拘束力があるものでもないそうです。
ということは裏を返せば全く自由に書くことができるっていうことです。
特に決まったフォーマットがあるわけでもないので、自分で作ってもいいですし、かわいい装丁をしたノートを使ってもいいです。
遺言状みたいに、自分が死んだ後のお金や保険、不動産などの財産関係のことを書く必要もなく、感謝や気持ち、葬儀のことや、万が一脳死状態になった時、どのようにしてほしいのかという希望を書くというのが一般的だそうです。
老年の場合は、自分に万が一があった時や、意志が伝えられなくなった時の事を書くのが良いと思います。逆に若い場合は、大切な人への思いを伝えるのがよいかも知れません。
エンディングノートはどこで手に入るの?
葬儀屋などのキャンペーンで配っていたり、購入できたり、他にも無料でダウンロードできたりと、いろいろな入手方法があります。自治体やNPOが配っていたり、書き方講座を行っていたりと、手に入る機会というのは多くなっていると思います。
また、普通に文房具や書籍としても販売されているので、手にとって見たりいくつか購入してみてもよいのではないでしょうか?
前述のamazarashiの「エンディングテーマ」で使われたものも、通販で販売されています(発売と同時にすぐに完売していますが…)。それぞれに、目的やフォーマットが異なるので、自分にあったものを購入するでもよいですし、腕に自信があるのでしたら、自分でオリジナルのエンディングノートを作ってみてもよいのではないでしょうか?
エンディングノートが書きにくいあなたへ
改まって書くとなると、なかなかこういったものはいろいろと考えてしまって気持ちも疲れるし、頭も疲れるしでなかなか書く踏ん切りがつかないものです。
多くの方がエンディングノートを各タイミングに悩んでいて、みんなはいつ書いているのだろうか?と気になっているようです。
一番、書きやすいタイミングとしては、人生の節目が上げられます。
ご自信の誕生日でもよいですし、子供の誕生日でもよいです。逆に、祖父母や両親の命日など、人生のいろいろな事を振り返るタイミングというのは、意外と気持ちがすっきりとしていて、筆も走るものです。
親のことを思いながらでもよいですし、自分の大切な人のことを思いながらでもよいです。素直な気持ちをエンディングノートに書いてみてはいかがでしょうか?