単なる代理店が難しくなっていく現在
代理店業というのは、売る人間と買う人間の間に入って、代行して営業活動を行うのが基本ですが、最近は単純に間に入って売り買いだけでは難しい状況が出てきています。
理由としては、商品の情報が容易にインターネットで照会できるようになったり、インターネット上の行動に合わせて広告を出せるようになったことで、類似商品の提案が容易になった為です。
一部の商品に関しては特定の企業を経由しないと購入することは難しいでしょうが、そういった状況も変わっていく事は想像に難くないです。
海外企業などは、日本の商習慣などを無視して直接メーカーや工場などに問い合わせを行っていきますし、勢いのある海外企業と渡り合うためには、商社もできる限り中間業者を無くしていく必要があります。
また、インターネットやそれに関連するサービスが起点となり、企業と一般利用者の距離も近くなっています。
企業から一般ユーザーへの直接アプローチが容易になった事で、企業自ら手掛けたプロモーションが増えていきますし、プロモーション自体が内製化していくことも想定できます。
広告も自分で配信できる時代に
以前でしたら、広告を出そうと思ったら様々な手続きが必要でした。
契約書をしっかりと交わした上で受発注が必要だったりと、企業同士でも面倒でしたし、試しにプロモーションを行うといった事も難しかった部分があります。
ですが、インターネットの時代になりスマホが普及する中で、一部の広告に関しては、クレジットカードさえあれば出稿できるようになっているのが現状です。
そうなってくると、企業によっては広告も自分たちで運用しようという風になって当然だと思います。
じゃあ、広告代理店の役割はどうなるのだろうか?という事になります。
例えばですが、株式会社オアシス-様々な分野に特化した総合広告代理店-のように単に広告の売り買いだけではなく、SEOやWEBの制作など複数の商材を扱うような形になるのが一般的だと思います。
作れる広告代理店を選びたい理由
特にWEBやアプリの広告になると、見せ方を知っているかどうかで効果が全く異なります。
少しページをいじっただけでも、アクションが倍になったというのも胡散臭い話ではありません、それぐらい専門的な知識や分析の能力が必要なのです。
そう考えると、単に売り買いをしている所よりも、自分たちで作ることができ、きちんとした経験を積んでいるところの方がより良い結果を得やすいのではないかと思います。
総合広告代理店の強みというのは、自分たちで作ったり運用しているノウハウがお客様にフィードバックできるということです。
もちろん、お客様の結果というのも代理店にはフィードバックされるというメリットもあります。
それは代理店が得をしているというわけではなく、二倍の速度で検証され、次の提案に生きてくるものです。
そういった意味では、旧来の売り買いだけではなく、自ら生み出す事は大きな違いとなってくるというのはご理解いただけるでしょうか?