ブラジル音楽についての基礎知識

ブラジル音楽  2004年10月22日  Ritchy  1,158 views

ボサノヴァ(ボサノバ)Bossa Nova

ボサノヴァとは、作編曲家のアントニオ・カルロス・ジョビン(トム・ジョビン)、歌手でギタリストでもあったジョアン・ジルベルト、ブラジル政府の外交官にしてジャーナリストも兼ねた異色の詩人ヴィニシウス・ヂ・モライスを中心に、サンバやショーロをはじめとするブラジルの大衆音楽を、さらに洗練させたものとして中産階級の若者たちの間に生み出された、新しい感覚を持ったサンバです。

サンバ Samba

打楽器のみの構成によるBatucada(バトゥカーダ)などの音楽をベースに、ショーロやルンドゥーなどの音楽を取り込み、ブラジルを代表する音楽となりました。
リオのカーニバルでよく知られるサンバですが、詳しい成り立ちや、カーニバルの詳細については案外知られていないことが多いですね。

ショーロ Choro

19世紀にリオ・デ・ジャネイロで成立しインストゥルメンタル。
即興を重視した音楽としてはジャズよりも歴史が古く、ヨーロッパの宮廷ダンス音楽に影響を受けて作られている。カルメン・ミランダが歌ったことで世界的に有名になった「チコ・チコ・ノ・フバー」もショーロの曲である。

MPB(エム・ペー・ベー)

MPB(ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ)は1960年代後半、ボサノヴァ誕生以降のブラジルのポピュラー音楽のことを指します。
世界的なロックの流行などに影響を受け、新しい音楽要素にブラジル的な感性や伝統音楽をあわせたものです。流行にいち早く反応したカエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジルなどが主導するトロピカリズモ運動がMPBの発祥であるとされる。

フォホー Forro

サンフォーナ(アコーディオン)、ザブンバ(打楽器)、トリアングロ(トライアングル)のトリオ編成を基本として演奏されるブラジル北東部地方独特の音楽です。
バイアォン、シャシャード、ショッチ、コーコ、アハスタ・ペなどの音楽・踊りがあり、特にバイアォンの王様と呼ばれたルイス・ゴンザーガがたくさんのヒット曲を飛ばしました。

アシェー Axe

北東部のサルヴァドールと中心に、カーニヴァルを中心として演奏される音楽です。アシェーという言葉はカンドンブレーと呼ばれる、アフリカ起源の宗教に由来し、音楽としてもアフリカの影響を強く受けたパーカッシブなスタイルを持っています。

ノルデスチ.etc その他ブラジル音楽

サンバ、ボサノヴァはブラジルの都市部の音楽でしかありません。広大なブラジルの土地に根付いた各地方の音楽は、民衆の生活の中で溶け込み、今もブラジル音楽に様々な影響を与えています。

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