「こむらさき 天文館店」について
昭和25年開業から、それほど味はかわってないのでは?と思うぐらい優しくてシンプルな味のラーメン屋。
鹿児島のラーメン屋といえば、博多のようにコッテリ豚骨を思い浮かべるかもしれませんが、
とんこつだったとしても意外とあっさりとしているお店が多いですね。
入って直ぐにレジで会計をする、大阪で言えばインディアンカレー方式で、
選べるのはチャーシューありか無しかのシンプルな二者択一。
が、料金をみてうなってしまいました。
ラーメン普通に食べたら1000円か…ちょっと高いなぁと。
テーブルについて待っていると、出てきたラーメンはタンメンを彷彿とさせる雰囲気、
箸を入れて驚くのは、ラーメンらしからぬ麺の白さ。
箸を進めてもタンメンのあっさりとしたイメージから逃れられませんでした。
先代が台湾の人ということで思い当たったのが、西中島にあるラーメン大王の味。
あの超シンプルな味に深みを出して、さらに野菜とチャーシューをしっかり入れたら、
こんな味になるかも知れないなぁと感じました。
飲んだ後によい味だと思うのですが、残念なことに夜遅くまではやっていません。
難点があるとしたら価格面でしょうか?イメージ的に観光地価格なのでは?という風に感じました。
地元の人が寄り付くお店なのかと言われると、ちょっと違うかもしれませんね。
明からにもう一人いた女性のお客さんも、観光客丸出しで写真をとっていたので、
地元の人は他にいったりしているのではないかと思うのですが、どうでしょうか?
同じ天文館にある我流風やトントロよりも客は少ない感じがしました。