一昨日、嫁が出て行った。
最近、ずっとうつ病の症状に苦しんでいたし、
自分の言動が、その要因だったというのもなんとなくわかる。
なにより、人に迷惑をかけるのがすごく嫌だった嫁が、
僕の足かせになるのを嫌がった部分もあるだろう。
嫁がうつ病になった原因も、出て行った原因も、
僕自身にあるのだというのはわかっている。
仕事が忙しいとか、立場的に大変だとか、そんなのは言い訳にならないことだというのもわかっている。
だからと言って愛していなかったわけでもなかったのにと、
自分のコミュニケーション能力の無さにいつも歯がゆく思うし。
わかっていて必死に隠そうとしている気の短さも、
なぜ、あの時我慢できなかったのだろうか?と、悔やむしかない。
まだ、離婚したわけじゃない、やり直せないわけじゃない。
病気が治るまでは地元にいたいというその気持ちもわかる。
でも、嘘をついて嫁は出て行った。
僕には言えない何かがあったのだろうと、信頼感の欠如とか、コミュニケーション不足とか、
何かが今の現状を作ってしまったことは紛れもない事実だ。
来週、嫁の地元に行くので、その時に話をしようと思っていたのに、
結局その自分の判断も遅すぎたのだということか…。
そして、嫁の嘘を真に受けて気づくのが遅かった自分もいる。
ただただ、どうしようもなく間抜けでしかない。
とりあえず、誰もいない3DKのマンションに帰ったが生きていかないとならない。
飯も洗濯も何もかもやらないといけない。
僕にできることは、嫁が帰ってくる(かもしれない)時のために、
少しでも住みよいようにしてあげることだけだ。
今日、久しぶりに料理をした、とりあえず焼きそばと、
料理の本に書いてあった、お湯を入れるだけでできる即席の味噌汁の作った。
仕事が忙しい方なので、基本的には料理は作り置きにするしかない。
明日は休みなので、作り置き料理で来週に備える必要がある。
料理をしながら思った、ちょっと見ただけで使い勝手が悪いっていうことに。
そんな中で何年も嫁は料理をしてきたのだな…。
それを改善してあげられていたら、ちょっと変わっていたのかもしれない。
後悔先に立たずとはまさにこのことかな?
ちょっとずつでも、改善できるように自分なりに頑張ってみようと思う。
作り置きの本を買っておいてよかったと本当に思う…